Mongo_Db クラス
はじめに
Mongo_Db クラスは、 Mongo データベース とやり取りするメソッドを提供します。
通常の insert、select、delete や update といった機能に加え、 データベース操作を助ける機能を提供します。
設定
すべての Mongo データベースの接続設定は、app/config/db.php の中で mongo という配列に設定されている必要があります。 設定オプションと説明を下にリストアップしました。 すべての設定には、ホスト名とデータベース名が必須となります。
パラメータ | 型 | 必須 | 説明 |
---|---|---|---|
hostname | string | はい | TCP のホスト名、または UNIX ソケットファイルパス |
database | string | はい | データベース名 |
port | number | いいえ | 接続で使用するポート、または、 hostname が UNIX ソケットの場合は 0 |
replicaset | string | いいえ | 接続に使用するレプリカセット名 |
username | string | いいえ | 認証で使用するユーザ名 (パスワードがセットされない場合には無視されます) |
password | string | いいえ | 認証で使用するパスワード (パスワードがセットされない場合には無視されます) |
設定の例:
// app/config/db.php の中
'mongo' => array(
// このグループは、インスタンス名が省略された場合に使用されます。
'default' => array(
'hostname' => 'localhost',
'database' => 'mongo_fuel',
),
// 自分のグループを下にリストアップします。
'my_mongo_connection' => array(
'hostname' => 'localhost',
'database' => 'my_db',
'replicaset' => 'replica',
'username' => 'user',
'password' => 'p@s$w0rD',
),
// TCP のローカルホストの代わりに、 UNIX ソケット接続を使用した代替グループの例
'my_mongo_sock' => array(
'hostname' => '/tmp/mongodb-27017.sock',
'port' => 0,
'database' => 'mongo_fuel',
),
),
いったん設定が完了すれば、 MongoDB の利用を開始することができます。
MongoDB を使用するには、それがあなたのサーバーで利用できるようになっていなければなりません。 あなたのサーバーで MongoDB がサポートされているか確認するには、phpinfo() の Mongo セクションを参照するか、ホスティング会社に尋ねてください。